スティーブ・ジョブズの家族葬

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スティーブ・ジョブズの家族葬葬儀と家族

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2012年、アップルコンピュータの創始者であり、あのiPhoneを創り上げたスティーブ・ジョブズが56歳の若さで亡くなりました。彼は膵臓がんを患っていました。

常にクリエイティブに活動し続けたスティーブ・ジョブズですが、死期を悟った後は会いたい人に会い、最期の日は近親者のみの家族葬だったそうです。そして最後まで社員や家族の事を心配して、人生を去るのを悲しく思っている様子だったそうです。

スティーブ・ジョブズは2005年6月にスタンフォード大学でスピーチしましたが。彼の死生観を見事に表していると思いますので、わたしなりに翻訳してみました。

「仕事は人生の大きな部分を占めます。本当に満足するためには、あなたが素晴らしいと信じる事を仕事にするしかありません。そして、偉大な仕事をするためには、それを愛するしか方法はありません。まだそう言った仕事を見つけていないならば、立ち止まらずに探し続けなさい。もし見つけたら、その時は自ずとわかります。良い人間関係と同じで、そう言った仕事は年月が立つに連れよくなて行く物です。

「私は毎朝鏡の中の自分に問いかけます。”今日が人生最後の日だったら、今日予定している事をやりたいと思うだろうか?”。その答えが”ノー”だった日が続いたら、なにか変えないと行けないということがわかるのです。」

「自分がもうじき死ぬんだと思い続けることは、私の経験では、人生の大事な判断をする上での最も重要な指針です。なぜなら、死の前にはすべての他人への期待、プライド、侮辱されたり失敗することへの恐怖など吹き飛んでしまい、本当に重要なことのみが残るからです。”なにかを失うかもしれない”という考えから生まれる間違いを逃れる最良の方法です。あなたはすでに丸裸なのですから、心に従わない理由などないのです。」

「だれも死にたいとは思わないでしょう。天国に行くと信じでいる人でも。死は人類共通の目的地です。誰も死を逃れた人はいませんし、またそうでなければいけないのです。なぜならば、死は、生というものの最善の発明だといってよいでしょう。死は、生の変革をもたらします。古きものを取り去り、新しきものに道を開くのです。」

「人生における時間は限られています。他人の人生を生きることで無駄にしないでください。教義や信条にとらわれてはいけません。それは他の人が考えた結果を生きることだからです。他人の意見で自分の内なる声が消されないようにしてください。そして最も重要なことは、あなたの心や直感に従う勇気をもって欲しいといいうことです。心や直感は、あなたが本当は何になりたいのかを知っています。それが一番大事で、他のことなどは二の次なのです。」

いかがでしょうか。

あなたははどのような死生観を持っていますか。

もし、まだ死生観についてなんとなくしか思いつかないと言う方ぜひ考えて見ましょう。

冒頭に紹介した葬儀のありようにしても、彼は最後まで彼の死生観に基づいて、自分の心に忠実に生きたのだと思います。

 


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